2002 FCIインターナショナルトライアル

@平塚競輪場河川敷駐車場


撃沈、そして引退?


2002年5月26日、晴れのち雷雨。
今回は会場が東海道線のすぐ傍ということもあって
電車に集中力をそがれるクリスはお休みで、ハンスとニッキーがエントリー。
久しぶりの競技会でかなり気合は入れていたのだが、
予定時刻より45分も出発が遅れてしまったことで
かなり気持ち的に落ち着かなかった。
そのうえ国道では全部の信号につかまってイライラは頂点に達していた。

それでもなんとか受付開始時刻ぎりぎりに到着。
受付けをしに行くと、ニッキーとハンスが同じ指導手なのに同じB班に割り当てられ
しかもそれを後から訂正したらしく、
ニッキーはE班の最後から2番目に変更されていた。
ハンスはB班の3番目。
いずれにしてもハンスの申告書を早く書かねばと焦ってしまい
ニッキーの方は競技課目だけを書いてそのままポケットにしまっていた。

ハンスを車から降ろしてトイレを済ませてからちょこっと練習。
しかし、相変わらずのまったりモードでキレがない。
それでも順番だからとハンスを出陳。が、...........。

戻って落ち込みながらもニッキーの出るリンクを見に行くと誰も並んでいない。
外は陽射しも強く、気温もどんどん上昇している。
出すなら今しかないとあわてて彼女を出陳してしまった。
ところが、すっとこどっこいの管理人は申告書に犬名も登録番号も何も書いてなかった。
審査員に書いてから出直すように言われて汗、汗......。なんてこった。

出陳を終えた管理人。
「飲まなきゃやってらんないわ!」とビールをあおったことは言うに及ばず。
自分のふがいなさに反省のみが残った。

ハンス ニッキー
CDII(中等科):10課目
規定7課目
自由課目
  常歩行進中の立止
  お手おかわり
  据座

CDII(中等科):10課目
規定7課目
自由課目
  常歩行進中の立止
  脚飛び(片道)
  吠えろ
減点内容及び感想:

 毎度おなじみのまったりモード。
脚側中に地面のにおいをかいだり遅れたりした上、伏臥で後ろ足をくずしてしまった。
 常歩行進中の停座で伏臥してしまい、大きな減点。
 各課目のあとの停座がにぶく、集中をそらさないようにするのが大変。
 どれをとってもメリハリのなさは目についた。
これじゃぁ、去年のFCIと変わんないよ〜。
減点内容及び感想:

 出陳直前までは非常に良い集中力だったが、リンクに入った途端に、リンクの外が気になり始めたのかフェンスの方へフラフラと何度も逸脱。
 彼女にとって唯一パーフェクトの招呼でさえ、真っ直ぐに飛んできて脚側につくかと思いきや、ふら〜っとそれてフェンスの方へ。何度も視符で呼び戻す羽目になってしまった。
 常歩行進中の伏臥では2声符。吠えろでは3回のところ4回吠えてしまった。
 かなり不本意な結果である。私のすっとこどっこいがうつったらしぃ。
 ただ、脚飛びでは、以前は前脚を引っ掛けて飛んでいた上、飛んだ後に「待て」が出来なかったのだが、今回はどっちもきれいにクリア。
が、なぜ、規定で20点も引かれたのかわからない。声符と視符をそんなに使ってしまったか。
 


「ハンちゃん、聞いてる?]

        

   「ほらほら、ぐずぐずしてると      「はい、吠えて」
     置いて行くわよ〜。」
結果:
88.3点(100点満点) 
結果:
75.0点(100点満点) 規定50点、選択25点
本日のオマケ

HIROちゃんちのダイナが初等科で5席。
ミーちゃんが準高等科で8席(TCHポイントゲット)。
チャチャが高等科で5席(TCHポイントゲット)。
Maye君が一般の部の中等科で3席(TCHポイントゲット)。
師匠が中等科で4席(TCH達成)(TCHポイントゲット)

みんなとっても良い成績でした。
おめでとうございます。

今回の競技を終えて、管理人はハンスの引退を考えています。
彼の動きは去年のFCIと全く変わらず、
指導手の責任と言われてしまえばそれまでですが、
彼が何をしたいのか、何をしたくないのか......。
クリスもテンションを上げるのは大変ですが、それでも彼女はとりあえずこなし、
ニッキーは負の行動も多いけれどメリハリがあって、しかも楽しそうに動く。
ハンスには何か他にもっと合うものがあるのでは.....。
彼は普段の散歩でも引っぱることはなく、私が止まれば自然に止まり、
銀行もカフェもショッピングモールだって、
「犬お断り」以外のところは大抵問題なく行動を共にし、
人間が大好きで愛嬌いっぱい。
果たして、これ以上競技会に出る意味があるだろうか......。
とにかく大きな課題を残した競技会でした。