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朝起きてもむやみに私を起こしにこないこと。私が起きるまでは顔をなめないこと。 |
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初めは目覚めると必ずベッドに飛び乗り、私の顔をなめまわしていたが、寝坊出来なくなるのはつらいので、なめなくなるまでじっと寝た振りを続け、あきらめたころに起き上がり、興奮してなめまわしたらまた寝た振りをするを繰り返すと、私が起きるのを静かに待つようになった。 |
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雨の日は散歩に行かない。雨の日のトイレはバスルームで済ます。 |
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当時1階に洗面所が無く、雨上がりで汚れてしまうと、2階のバスルームまで抱いて上がらなくてはならなかったので、腰痛持ちの私には負担が大きいことから雨の日の散歩は行かないことにした。そこで雨が降ると窓を開けて、「今日は雨だからお散歩は行けないわね。」と何度も言って聞かせながら、バスルームにトイレシーツを敷いてトイレのコマンドを連呼して習慣づけた。そのせいか、今でも雨の匂いをかぐと、彼らは玄関ではなくバスルームに直行する。
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人間の食事時間は朝食のバナナ以外は決してまとわりつかない。 |
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毎朝私はバナナを食べるのだが、1本では多いので「影」と半分ずつ食べていたところ、「影」がバナナを食べなくなってしまったので、クリスに半分食べてもらうことにした。そのため、バナナの香りがすると、テーブルの横でお余りが出るのをじ〜っと見ている。バナナ以外のものを食べている時は無視し、決して何もやらない。
(公園で人間のおあまりで焼き芋を食べた経験から、家で誰かが焼き芋を食べ始めると、みな反応してしまうし、外でも焼き芋屋さんのトラックを見るとその場を動こうとしないいやしんぼである) |
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犬を入れてはイケナイと決められた場所以外は極力どこへでも一緒に連れて行く。 |
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人間社会や人に慣らすため、どんどん連れて出かけた。小さいころは子供が苦手だったので、小学校の登下校時には、わざわざ通学路を散歩し、「可愛い」と言ってくれた子供たちにはどんどん触ってもらい、お互い怖くないことを覚えてもらった。
(テニスコートにも連れて行って一緒に観戦していたら、テニスフリークになってしまい、生でもTVでもボールの行方は決して見逃さない子になったが、一方で、買い物中に工事現場の音にびっくりして逃走したことがあり、後の音響シャイの伏線になったのではと後悔の残る部分もある。) |
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家で大人しく留守番をする。 |
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スコットの遠吠えのこともあり、ご近所に迷惑をかけないよう、短時間の留守番から、少しずつ時間を延ばし、テニスの試合で一日留守をしなければならない場合も吠えることなく留守番が出来るようした。
(留守の時間が予定をオーバーした時は、トイレが我慢できず、ソファの下にしまっておいたトイレシーツを自分で出してきて、その上に用を足していた。-嘘のようなホントの話) |
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