K-9 Freestyle Competition & Seminar 
2004年11月13〜14日  


  11月だと言うのに、暖かい日々が続いていた週末、
日本で初めてのK-9フリースタイル(ダンス)の競技会が横浜で開かれた。
去年Pawfectに所属してフリースタイルを始め、少しずつダンスの楽しさがわかってきたクリ家。
是非競技会とセミナーに参加させてもらおうと、夏から期待に胸を膨らませていた。
ところが、ところがである、先週末のJKC本部会の翌日通勤途中で捻挫した。
なぜだ!今週最後の仕上げをしようと思っていたのに.....。
そしてなんの練習も出来ないまま、松葉杖と仲良くしていた管理人は競技会当日を迎えた。

痛みが消えず、まだきちんと体重が乗せられない。
出番は午後一番。出来るだけ動かないで足を休ませておく。
午前中同じサークルのお仲間や、華麗なチームの競技を見て昼食タイム。
なんだかんだ言っても緊張していたのか、昼食はほとんど喉を通らなかった。

そして出番がやってきた。
あたって砕けろ!あとはクリに任せるのみ。

右足に体重がかけられないので、多少振り付けを変えざるを得なかったが、
基本的には、3ヵ月前からずっと練習してきた曲で踊った。
いつもはガンガン吠えて、せっかくの演技を台無しにするクリだったが、
出番前にボール遊びで少々疲れてもらったので
思ったほどうるさくはなかった。が、しっかり減点されていた。

結果は僅差で1席。
私が動けないところ、クリがカバーしてくれたおかげである。
サークルのお友達も初級クラスで上位に入った。


13日 14日
COMPETITION SEMINAR
開会式
競技会開始
Sクラス、チームクラス、Bクラス(HTM)、Cクラス(HTM)
Aクラス(MF)、Bクラス(MF)、Cクラス(MF)
参加チーム28組
表彰式
閉会式

注:Sクラス(初級)、HTM=ヒールワークトゥミュージック、MF=ミュージカルフリースタイル


食事会
Dr. Attilaのセミナー

競技中に犬を吠えさせない方法
犬のアテンションを持続させる方法
犬に新しい技を教える方法
犬にコマンドを出す方法
トリーツの使い方
音楽の選び方
振り付けの構成
演技を引き立たせる方法
etc.

去年の夏、お友達に誘われて始めたフリースタイル。
毎月練習会に顔を出しながら、その楽しさと手軽さ(道具が要らない)が管理人の性に合い、
細々ながら続けてきた。
始めた頃はまだ競技会が日本で開かれようとは思いもよらなかったが、
今年に入って、諸先輩方が尽力していることを知った。
是非成功して欲しいものだと思いながら、自分もその場に立ち会いたいという要求にかられ、
ようやくその日が迎えられた。

普段は絶対見られない著名なフリースタイラーの演技も見ることが出来た。
世界で5本の指に入る上級者の演技は特に感動的だった。
彼らにはとうてい及ばないだろうが、
これからもクリや子供達と地道に続けていきたいものである。

そして開催に尽力して下さった皆さま、
本当にお疲れ様でした!


2004/11/14 with Dr.Attila and my friend.



本日のオマケ
今回競技会5日前に捻挫してしまったが、
長年ボーダーコリーと暮らしているせいか、彼らに似てしまったようだ。
何かに集中していると、怪我の痛みも薄れるらしい。
とにかく2分30秒の演技中は痛みより、転ばないことと
クリスを吠えさせないことに集中していた。
おかげで完治までは、まだしばらくかかりそうだ(汗)。


最後になりましたが、
SHIONYさん、ミュウさん、写真有難うございました。

 (C) Copylight 2000-2004 CHRIS' World's all rights reserved.