日 付 当事犬 行 動 記 録
2002年
9月24日
クリス 1頭目人間説(ふぶきママ命名)。
 
先週より仕事がかわり、以前より帰り時間が遅くなったのと、それまで1ヶ月半ほど家にいたこともあり、毎朝出かける度にクリスの機嫌が悪くて困っている。
 いつもどおり朝の散歩は行っているが、出勤直前に少し遊ぼうと声をかけると子供達は各々好きなおもちゃを咥えて持ってきて、「投げろ」やら「なでろ」やらいろいろ催促するのだが、クリスは伏せたままジロリとこちらを見るだけ。「どうせすぐ出かけちゃうんでしょ。」とでも言いたげなまなざしである。そんなすね方を見ていると「やはり人間に近いんだなぁ」と感じるし、逆に子供達は「やっぱ犬なのね。」と思ってしまう。口がきけたら思い切り文句を言われるんだろうなぁ。
2002年
9月13日
ニッキー 現場写真。
 午前中家をあけて帰ってみると管理人の自室の様子が変である。やられた。ではどこがどう変なのか、現場写真でご確認下さい。

           
          出かける前                     帰った時
 
 いくつになってもいたずらは直らないらしい。
2002年
9月10日
ニッキー 行儀の良い?娘
 ウチでは、と言うより一昨年家人と同居するようになってから、ワン子たちはごはんのあと必ず口を拭かれる。そのままでいると傍に来たときに服が汚されるという理由だ。みんなちゃぁんと舐めちゃうから大丈夫だと言ったら、とんでもないと一蹴された。
 そこでいつの間にか、食事のあとはみんな余韻を楽しむ間もなく、ティッシュで口を拭かれてしまう習慣とあいなった。が、さすがに水を飲んだあとまではいちいち拭かない。そこで何を思ったか我が家のおてんば娘、水を飲むと必ず座っている私の足にあごを乗せにくる。いかにも「私をかまって〜。」と言う上目づかいのまなざしで私を見るが、彼女が去ったあとは必ずズボンに水のしみがついている。どうやら何くわぬ顔でいつも口を拭いていくらしい。誰だそんな習慣をつけたのは!
2002年
9月8日
クリス おうちが流される.......。
 最近クリ家のまわりはやけに雨が降る。しかも結構の量なので、シトシトというよりザ〜ッと間断なく雨音が室内にも聞こえてくる。クリスが雷に対して音響シャイの反応を示すようになって早2年。遠くの方で雷鳴が響いていても落ち着かず、私の傍から離れようとしないのだが、近頃は雨足がひどくなってきただけでも落ち着かなくなってきた。
 以前ふぶき家から「かつて犬は穴を掘って生活をしていたため、雨がひどい時は家が流される危険性を感じて落ち着かなくなる」と本に書いてあったと聞いたので、ちょっとの風でも揺れてしまうような我が家では雷がなっていなくても彼女はきっと心配でたまらないのだろうと思う。が、お陰でトイレタイムにバスルームに行っても彼女だけは「こんな一大事にゆっくりトイレなんてしていられません。」と言いたげに管理人の顔を見ると、窓の方に顔を向けちっともトイレをする様子がない。クリちゃん本当に病気になっちゃうから......。
2002年
9月5日
管理人 ワンの豆知識。
 先回のシャンプー以来一月半、見た目に汚れはわからないが、なんとなく部屋に犬くささが漂ってきたのでそろそろワン達を洗おうかとセルフでシャンプーが出来るところへ連れて行った。
 先回プレオープンのサービスでフリーで洗ってもらうまでは家で洗っていたのだが、3頭洗う体力に自信が無くなったのと、家人からのクレームが多いことから外で洗うことにしたのだ。
 シャンプーやらタオル、コームなどは持参する。お店の人が一人アシスタントについて手伝ってくれるらしい。私がお尻の方を洗っていれば顔の方を洗ってくれるし、しかも丁寧。おまけに肛門嚢まで絞ってくれた。リンスの代わりに温泉のエキスの入ったお湯を全身にかけてゴシゴシ。軽くタオルドライをしたら乾燥ケースに入れて2頭目を洗い、2頭目が終わると1頭目と一緒に乾燥ケース。3頭目が終わると1投目を出してスタンドドライヤーを2台使ってスリッカーで乾かす。(その間にはアイスコーヒーのサービス有り)。パッドの間の毛もバリカンで刈ってくれる。爪は?と聞かれたが、アスファルトで削っているので大丈夫と断った。
 そうやって順番に洗ってトータル3時間。無事3頭キレイになって大満足。お任せコースの半額よりちょっと高めだが、自分も一緒にやることで、以前ニッキーをトリマーの卵に預けて爪を切りすぎて出血したといった不安もない。洗い終わると温泉浴したわりに無臭でサラサラ。が、気が付いたら自前のシルバーの指輪が変色。が〜ん、硫黄と銀の関係をすっかり忘れていた。まっ、いっか。

 帰り際お店の人に、シャンプー前に途中ですませて車にくくりつけていたおみやげを処理して行くよう勧められた。聞けばワンの排泄物はヒトのそれより水分が少なく固いので、人間用のトイレで流すと詰まることが多いそうである。そこの処理場にはワン専用の流し場があって水流も違うとか。へ〜そうなんだ。そう言えばウチでも前詰まらせたことがあったが、そういうことだったんだ。と感心して帰ってきた。
2002年
9月5日
ALL 楽しみが増えたぞ!
 先週クリスの実家からまたまた流行り物のカスピ海ヨーグルトをもらってきた管理人。毎日せっせと食べているのだが、家人がスプーンについたヨーグルトをそのまま洗い流すのがもったいないと犬用スプーンにとってハンスに食べさせてしまった。当然横にはクリスが、そしてその後ろにはニッキーが。結局みんなでスプーンを少しずつ舐めて満足。翌日からヨーグルトのかおりに反応してスプーンを持った家人から離れなくなったことは言うまでも無い。仕方ないので最近はフードに混ぜてやることにしている。
2002年
8月31日
クリス デザートはあと。
 人から「これはいい」と言われるとついつい試してみたくなる管理人。10数年来の犬仲間に「りんごはいい。丸ごとジュースにして犬に飲ませたら腫瘍が消えた。」と言われ、最近低迷を続ける管理人はここで免疫力アップにりんごジュースを作ろうと計画した。(家人には内緒でワンにも飲ませるつもりだった)が、ウチにはジューサーはない。10年以上前にもらったイ○タニのミ○サーがあるだけだ。そこで電気屋を徘徊して市場調査。な〜んだ今でも売ってるじゃない。ちょっとバージョンアップした形状だがジュースも作れるって書いてある。じゃぁウチので作ればいい。と安易に考えりんごを切って容器の中へ。スイッチオン。ガーッ。空回りするのみ。容器を振って内容物を動かしながら作動させても結局いくつかの固まりが残ってしまった。失敗だ〜。
 前置きがながくなったが、さてその残ったりんごを3等分してワンたちのごはんに混ぜてみた。子供たちは気にせずむしゃむしゃ。ところが、クリ母さんなんとりんごを食器から外へ出してしまった。あれ〜っ?お口にあわないのかなぁ。と見ていると、食器の中のフードを全部食べ終わってから、シャキシャキと美味しそうにりんごを拾って食べている。案外型どおりのクリ母さん、もしかしてA型?
2002年
8月25日
ハンス 母は恐し。
 番外編の8月7日のように朝ハンスが犬舎に入ろうとしたところ、今朝はクリ母さんという先客がいた。彼は入り口からクリ母さんをじ〜っと見ていたが彼女はまったく動く気配なし。先日のように強引に入るかとベッドカバーをはたきながら横目で見ているとしばらくして彼はUターン。どこか他に隠れる場所はと見回したが机の下はすでにニッキーにとられている。仕方なく立ったまま私の方を見上げて「そ〜っとやってよね。」と言っているようなまなざし。やはりクリ母さんを押しのけてまで入る勇気はなかったらしい。クリ家の順位付けはいまだ健在なり。
2002年
8月15日
ALL ..........。
 今朝もちょっと寝坊してしまった管理人。が、今日はお盆、さすがにラジオ体操もお休みに入っているに違いない(影の時代はそうだった)。そう思っていつもの公園に出かけて1頭ずつ遊んでいると何やら人々が集まってきた。えっ?今日もやるの〜?
思わず仕切っている女性に尋ねてみた。「ラジオ体操にお休みはないんですか?」「ハイ。ウチは休みません!」「........。そうですか。」というわけで、又明日からも早起きを余儀なくされるクリ家であった。

 帰り道、走れなかったハンスのために、ハンスだけ待たせて100メートルぐらい離れてから招呼しようとして半分を過ぎたあたりで振り返ってみると、ハンスはおもむろに立ち上がってこちらに向かってきた。歩いているのでも走っているのでもなく、タッタッタというテンポ。「ハンちゃん!待てでしょう!」と言っても聞こえないふり。私たちに追いつくとホッとした顔でお座りをして尻尾だけパタパタ。誰も置いていったりしないから。相変わらず待てが決まらないクリ家であった。
2002年
8月13日
ALL ヒヤリ......。
 今朝もちょっと寝坊気味の管理人。ラジオ体操が終わった頃に公園に到着。毎度のことながら代わりばんこに訓練をしていると、いつもの小学生達が残ったワンたちをなでなで。

 そんな中ニッキーの紐なし脚側行進をしているとき、ふとニッキーに目を落とせば後ろから大きな犬が付いてくる。さっき自転車で通っていった犬だ。チョコレート色のオスのフラッティ(あるのかなぁ....。)。結構デカイ。音もなく近づいてきたので私もニッキーも、また傍にいた観客(子供たちとお母さん)も気づかなかった。途中で気づいたニッキーは振り返りながら、「あっちへ行ってよ!(ウゥゥゥ....。)」。あわててリードを装着して他の子達の待つ木製のアスレチック高台へ乗せる。クリスはニッキーの様子を見てすでに「私の子供に近寄らないで!(ワンワンワン!!)」。ハンスはと言えば「.......?(どうしたのかぁ)」。3頭を座らせて「待て」をかけてから件の犬に「座れ!」というと、「あんただれ?つかまえられるもんならやってみな。」とまわりを走り回っている。そこでポケットのトリートを取り出して、鼻先にちらつかせてから「お座り!」すると「なにそれ?」ととりあえず座ってみせる。すかさず首輪をつかもうとしたら無い。仕方なく首をじかにむんずと掴むと、「あんたなにするんねん。」と振り向いて私の腕にパク。おいおい。幸い歯は入らなかったが優に私の腕は丸かじり状態。デカイ口だった。

 子供たちはウチのワン子達に慣れてしまっているので不用意にその犬にも近寄ろうとした。「知らないワン子はダメよ〜。」とお母さんに聞こえるくらいの声で言うと、お母さんたちも「危ないからこっちへ来ていて」。
 しばらくしてやっと飼い主登場。ひとしきりワン子を叱ってから謝って帰っていったが、残ったお母さん達「いやぁねぇ、あんな大きな犬を放し飼いにして......。」こんなことで公園の犬の立ち入りが禁止されなければいいなぁと思うことしきりであった。
2002年
8月12日
ALL 最近気づいたこと。
 先日休みの日に屋上の物干しに行く家人の足音を聞いてワン達がひどく集中しているのに気づいた。屋上へは管理人の部屋を通らないと行けないのだが、みんなでドアの前で姿勢のいいお座りをして待っている。
何が起こるのかと見ていると家人が入ってくるなり大歓迎。家人は「ダメダメ、今は持ってないのよ」とかなんとか言っている。これは私の留守の間に餌付けしているに違いない。
 部屋から出て行くときは必ず「バイバイは?」と催促をする。するとワン子達がかわるがわる挙手しているではないか。ううぅん。絶対何かもらっているに違いない。どうしたものか...........。
2002年
8月11日
ALL あにまるせらぴー?
 今朝は少々寝坊してしまい、いつもの公園に着いたときはすでにラジオ体操が始まっていた。
 隣接する校舎の影で涼しい場所でもあるので、体操が終わるまでワン子達を公園の端にある木製の遊び場につなぎ、更に隅の方で1頭ずつ脚側訓練をすることにした。

 ラジオ体操が終わるとみんな三々五々散って行くかと思いきや、一人の老婦人が繋いであるワンたちの傍に来てしきりに撫でてくれる。ワン子達も嬉しそうに愛想を振り撒いていたので、「ありがとうございます。」と傍に戻って話し掛けると。「たまたま散歩の途中でラジオ体操をみかけて一緒にやっていたんだけど、今日はワンちゃんたちに触れて良かったわ。いつもお散歩しているのはみかけるけど、なかなか触れないから。」と嬉しそうに話してくれた。

 老婦人が帰っていくと、今度は子供たちが寄ってきてあっちこっち恐る恐る触ってくる。万が一のことがあるといけないので私も目が離せないが、最後には小学校の低学年くらいの少年がハンスを持って歩きたいと言い出した。「いいわよ。」とリードを渡してやると、嬉しそうに一緒に走っている。
 少しは人様のお役に立てて良かったネ。
2002年
8月7日
ハンス はいってます!
 毎朝散歩に出る前、ベッドカバーについたワン子達の毛をパタパタとはたくのが日課であるが、私がはたこうとするとハンスは必ず犬舎に飛び込んで小さくなっている。ところが、今朝に限ってニッキーが犬舎でくつろいでいた。ハンスは入ろうとするが先客がいる。それでも無理して入ろうとしてニッキー唸られた。やめて他に行くかなぁと見ていたらなんと強引に犬舎に入ってしまった。確かにペットシャトルのデラックス2.0だから入れない大きさではないが、私が強制的に入れる時以外2頭一緒に入れたことはない。無理矢理入ってこられてニッキーが切れそうになったので、あわててニッキーを外に出した。ハンスは何事もなかったかのように犬舎でま〜るくなっていた。
2002年
8月7日
ニッキー 真夜中の訪問者。
 ちょっときつめの薬(咳止め)をもらったので、最近少しは夜眠れるようになった管理人であるが、気持ちよく熟睡しているところにパッと目がさめた。目をあけてみればなんとニッキーがベッドに乗って、立ったままの状態で私を見下ろしている。何も言わず(あたりまえか....。)にじ〜っとこちらを見つめている。ちょっと恐い。まさか、昼間私の留守中ゴミ箱あさりをしてお腹でも痛くなったのかと思ったが、「ん?どうしたの?」と声をかけるとすかさず私のわきに横になってしきりに腕枕やら、頭をなでろと催促をする。暑いのに何考えてるんだろうと思いながらも、なでてやってると気持ち良さそうに眠っている。恐い夢でも見たのだろうか。変なワン子であった。
2002年
8月4日
クリスと
ちょっとひとりごと。
 最近東京はヒートアイランド現象なるもののせいか、やけに雷が多い。2年前の夏以来すっかり雷嫌いになったクリスは夕方の散歩の時すでに湿気を含んだ風の匂いに感じ落ち着きをうしなっていた。
 案の定私が友人宅の誕生会に招かれている間ひどい雷が鳴り出し、家に残してきたクリスがひどく気になったが、帰ってみると、4年ほど私と折り合いの悪い「影」が、私が玄関の鍵を開けると玄関にクリスをともなって迎えに出てきた。クリスがずっと落ち着かず玄関でウロウロしていたのを見かねて自室に連れていき一緒にいたという。5年前クリスをウチに迎え入れる時、毎週のように一緒にブリーダーさんのところに通った少年の時の「影」を思い出しちょっと嬉しかった。
2002年
8月4日
ALL 欽チャン走り?
 最近暑さのせいもあって、めっきり走ることの少なくなった普段のお散歩だが、今日は陽射しがあまりなかったので夕方久しぶりに自転車で出かけた(管理人が風邪をひいていて歩きたくないというのも理由の一つだったが)。途中で買い物によるので遠回りをしたため、正味40分ぐらい走りどうしだった。といってもマラソンよりは遅めのスピードだが、最後の坂でいつもはみんなダッシュしてギグレースの状態で私をひっぱってくれるところ、さすがにいつも先頭でぐんぐんみんなをひっぱって行くニッキーが欽チャン走りになってまっすぐ前に進まない。気持ちは前にいってるつもりらしい。ハンスもダッシュの気配なし。よっぽどバテたのだろう。早く涼しくなるといいね。
2002年
7月29日
管理人 世田谷の長良川?
 陽は大分傾いたものの、まだまだ暑い午後6時、ワン子達を連れて散歩に出た。いつものところでトイレを済ませるため、みんなのリードを緩めてしたいところでさせようとしていたら、ご近所のオジサン笑いながら、「まるで鵜飼のようですね」。確かに。テニスボールが落ちていたらまさしく鵜の如く咥えて来るだろうなぁ。曲芸師も夏場は鵜匠に転身か。
2002年
7月26日
ハンス 最近巷で流行しもの。
 なんて書くといいものかなぁと思われる方も多いだろうが、実は当家のハンス君、夕べ私のベッドにやってきて心地よく腕枕かと思いきや、急に尻尾をハグハグしはじめた。どうしたのかと、今朝になって明るいところでよく見てみれば、尻尾の毛がよだれでべちゃべちゃ、ごわごわ。恐る恐るコームでとかして覗いてみると、皮膚に蚤ぐらいの茶色のプツプツが付着してただれている。血のかさぶたのようだ。
う〜ん。ボーダーを飼い始めてからは一度も皮膚病にはお目にかかったことが無かったが(ハスキーの時はあったが)、とりあえずまわりの毛をはさみで切ってから消毒液を吹きかけ、噛まないように包帯を巻いて仕事へ。
帰って包帯をとってみると多少はいいかな?という感じ。明日予防接種に行こうと思っていたので、ついでに診てもらうことにした。果たして診察結果はいかに。
2002年
7月20日
ALL 夏本番!
 関東地方も梅雨明け宣言され、猛暑が始まった。
休みといえども、寝坊すると散歩に行けないくらい外は暑くなるので、今朝も我慢の早起き。
 暑くなってからは自転車の散歩はワン達にとってかなりきついようなので、この暑さを利用せずしていつダイエットと、私も歩いて散歩に行くことにしている。日陰を選んでいつもの公園まで「我慢、我慢」とワン達に言い聞かせながら行ってみると、なんとラジオ体操に占拠されていた。そうか、今日から夏休みだったんだ。明日からは5時起きなのかなぁ。う〜、つらすぎ。
2002年
7月1日
ニッキー ニッキーはハンスが恐い?
 梅雨の合間になるべくいっぱいお散歩しよう!なんていったって、お散歩貯めが出来るわけではない。それでも久しぶりの時は沢山走ってやるようにしているが、最近あることに気づいた。
 3頭連れて他の犬とすれ違うと、ハンスはガウガウいうニッキーに反応して文句を言いながら彼女のリードを加えて引き戻そうとするのだが、よ〜く見ているとニッキーはガウガウ言う前に足早にその場を離れようとしている。それも横引きをして他犬に近寄りがちに大車輪状態。それを見たハンスは彼女のリードを咥えて思い切り引き戻す。が、彼が間違いなくリードを噛んでいるとは限らない。先日はニヤミスで私の足に噛み付こうとした。
 つまりニッキーはガウガウハンスに噛まれる恐怖と戦いながら足を百倍早く動かして彼から遠ざかろうとしているのだ。それをハンスは他の犬の方に寄っていると勘違いしてリードに噛み付く。これではいつまでたっても悪循環。二人ともバラして歩いていればコマンド聞くのに.......。う〜ん、難しい。

番外編目次へ