日 付 当事犬 行 動 記 録
2002年
12月30日
ニッキー ちょっと図にのりすぎ?
 12月23日の訓練競技会にあわせて、ニッキーの個人レッスンの時間を多くとったせいか、最近彼女は少々「私が一番」モードになっている。家人の食事中は犬達は寝室に入って待つことになっているが、彼女だけなかなかあがろうとせず、なしくずしに居座ろうとしたり、夜クリスが水を飲みにベッドから降りる隙をねらってクリスの定位置を占領したり。
 夕方の散歩の帰りに近所のパン屋で明日の朝食用にとパンを買って帰ってきたが、みんなの足を拭き終わって階段を上がらせてドアの前で待たせている間に足ふきタオルを洗って戻ってみると、なんと買ってきたパンが袋から出てかじりかけで廊下に転がっている。しかも足りない。ニッキーがそばで耳を後ろに倒してパタパタと尻尾を振っている。「うぅぅ.....私のパンが......、こら〜っ!」と叱り付けてまっすぐ犬舎へ。夕飯ぬきになったのは言うまでもない。今まで誰一人こんなことをした子はいなかったのに......。ちょっとあまやかしすぎたかなぁ。反省。
2002年
12月15日
ハンス がまん、がまん.......。
 久しぶりに好天の週末に恵まれ、午後からいつもの公園でワンたちとのんびり過ごした。
日向でベンチに座ってのんびり本を読みながら、子供達の嫌いなスケボーの音が聞こえるとワンたちに興奮しないように声をかけ、興味を持って触りたい人がくれば座らせてなでてもらい、小さな子供が寄ってきたときは伏せをさせるといった具合。途中10年来のワン友も加わって午後のひと時を過ごすといった日常の週末を満喫していると、ハンディキャップの少年の手を引きながらボランティアの若い女性が近づいてきた。「かわいいでしょう?ワンちゃんよ〜。」と少年に声をかけている。
3頭いっぺんに歓迎してはびっくりするだろうと、ハンスを傍に連れて行き、「大丈夫ですよ。」と女性に声をかけてハンスを座らせた。女性が「こうやって撫でるのよ。」と少年の手をハンスの頭に持っていこうとしたとき、少年はハンスの耳をぎゅっと掴んだ。当然悪気でやっているわけではないのだが、女性はびっくりして彼の手を開こうとした。が硬くなってはずれない。ハンスの目がだんだん悲痛なまなざしになってきた。ちょっと危ないかも知れない。私はハンスに「いい子だねぇ。」と言ってそ〜っと彼のマズルを右手で握って左手で首の後ろを撫でてやった。目は「ママどうしよう。」と訴えかけているが一言も文句は言わない。そのうちやっと少年の手が耳からはずれ、ホッ。少年にハンスのやわらかさが伝わってくれればいいのだが.....。もちろんハンスもえらかったので思いっきりなでなでしてあげた。
2002年
12月8日
ダグラス やっぱり親子。
 久しぶりにクリスの息子ダグラスからから写真が届いた。
ウチの子達と比べてストレスがないせいか毛並みはフサフサ、のびのび暮らしている様子がよくわかる。
おにぎり型のマズルはやっぱり親子だなぁと思わせてくれる一枚である。
2002年
12月7日
ニッキー 母はやっぱり.....。
 我が家のワンたちは骨がお気に入り。みんなでガジガジしてくれるので、幸い歯垢もつきにくい。
 今日はニッキーとハンスが美味しそうに骨をかじっていると、手持ち無沙汰のクリ母さん二人の間に入ってかわるがわる両方の口元を覗き込む。ハンスは知らん顔で自分の骨をしっかり手で押さえてガジガジ。ニッキーはと言えば、ハンスと目があっただけでも、「これは私のだからねぇ、取らないでよ〜。」と唸るのに、クリ母さんにジッと見られた瞬間噛んでいた口が止まり、顔をひいてクリ母さんの顔を見上げる。ほぼ固まった状態。クリは何も言わずに骨を取り上げガジガジ。何もなかったように一心不乱。ニッキーのがっかりした顔には笑えた。
 普段子供のおもちゃを取り上げられなくていつも私に「取って〜。」と文句を言っていたクリが、無理やり取り上げるくらいだから、よっぽどストレス(体調不良等)がたまっていたに違いない。
2002年
12月6日
管理人 噂のドッグラン。
 毎週末K公園に散歩に行く度に見知らぬ犬飼いに「ドッグランはどこですか?」と尋ねられ、「まだのようですよ。」と言い続けて数ヶ月。気が付けば今週初めにオープンしていたらしい。今週末は天気が怪しいことから、今夜下見に行ってきた。場所も雰囲気も工事中から見ていたのでわかってはいるが、実際中に入ってみたかったのだ。
 会社から帰っていろいろ済ませて出かけるときはすでに10時をまわっていた。現地に行ってみると2組くらいの犬飼いが中で犬を遊ばせていたがいたって静かなもの。とりあえずニッキーにリードをつけたまま二重扉を開けて中に入る。街灯があるため、近くに寄ればおそらく顔の認識ができるくらいの明るさ。ニッキーとベンチに座って様子をみる。
 案の定地面は石畳のまま、ベンチや植木もそのまま。ベンチはあってもいいけど、あちこちに点在しているので、結局ランは出来ないだろう。気が付けば中にいた二組も帰ってしまい、貸しきり状態。やけに静かでまわりには他の犬飼いも見られない。まぁ、せっかく来たことだし、よそから犬が飛び込んでくる心配も無いので、明後日の競技会の練習をする。20分もすればそれも飽きてしまい結局園内を散歩して帰ってきた。
 園内の散歩中、久々にディーボとダーダに会えて、最初は緊張していたニッキーも帰る頃にはダーダと一緒にウサギのようにピョンピョン跳ねて遊びながら帰ってきた。彼女にはちょっとラッキーな一日だった。
2002年
11月25日
管理人 ついつい衝動にかられて......。
 朝出勤途中でバスから外を見ていると、ボーダーを散歩しているおじ様がいる。おぉぉっ、こんな都会の真ん中にボーダーが。と管理人バスを降りると(途中下車ではありません。目的地です。)、すかさずおじ様に声をかける。「かわいいですねぇ、お名前は〜?」。はっきり言って怪しいオバサン以外の何者でもない。でも、ダメなんだなぁボーダー見ちゃうとついつい声かけたくなっちゃう。
そのおじ様、娘さんの家に遊びに来たついでにボー君のお散歩をしているとか。六本木通りはちょっと空気が悪いですね。
2002年
11月24日
管理人 過ぎたるは及ばざるが如し。
 日ごろ3頭連れて散歩に出る管理人は結構腕に筋肉もついてたくましい。というより、強くなってしまったらしい。
昨夜顔を洗って化粧水だ乳液だと人並みのお手入れをしていたところ、出しすぎた乳液をもったいないから手にもつけようとこすっていたら、ついつい力が入ってグキッ。なんと左手が強すぎて、右手の筋をちがえてしまった。そんなバカな!と動かしてみると、ある角度に右手を曲げるたびにズッキ〜ン。これじゃぁ単なるばか力。一体なんでそんなことにと未だに腑に落ちないが、当分何をするにも不自由なのは言うまでも無い。
2002年
11月23日
ニッキー 子供は親の背を見て育つ。
 今日は午前中クリスをお供に新宿まで買い物に出た。帰ると家人が「あら?ニッキーを連れて行ったんじゃなかったの?」と聞く。「どうして?」と聞き返すと、管理人が不在中部屋を見に行ったら、ベッドの上でタオルを咥えている子がいたから、クリスだと思ったというのである。我が家でこのライナス症候群にかかっているのはクリスだけだと思っていたのに、ニッキーまでも。しかも今まで一度も私の前でそんなことをしたことがないのである。クリスの留守中にお母さんのタオルを咥えて彼女は一体何を考えていたのだろうか。
 さらに、夕食前クリスがやけに文句が多かったので犬舎に入れておいたため、ごはんの用意が出来てもクリス以外はドアを開けられないので、誰も降りてこないだろうと呼びに行くと、なんとニッキーがノブを押した上に、得意のネコ手でドアを手前にひいて出てきたのだ。う〜ん、侮れない。子供はやはり親をまねて大きくなるんだなぁ......。
2002年
11月18日
ハンス 少しはエライ?
 今日は思いっきり寝坊してしまい、ゆっくり訓練する時間がなかった。が、とりあえずニッキーは来月のFCIにエントリーしているので、一日でも欠かさないようにと脚側だけの練習。クリスは何もしないと文句が多いのでこちらもちょっと遊んでやる。ハンスの番になったら時間切れ。
その上、今日は新しくパン屋が近所で店開きをするのでそこも覗きに行きたい。とりあえずダッシュで帰って、相手をしてやれなかったハンスだけ連れて再びパン屋に走る。7時開店でまだ2〜3分しかたっていないのに中はいっぱい。外も犬の散歩途中のお客さんで犬だらけ。仕方なくハンスは通りの反対側につなぎ、「ちょっと待っててね」と急ぎパン屋に駆け込む。会社に遅れるのではと時間を気にしながらレジに並んで横目で外を眺めて見ると、彼は何一つ文句も言わずじっとこちらを見ながら伏せて待っている。彼も大人になったんだなぁとちょっぴり嬉しくなる。
2002年
11月13日
クリス ちゃぁんと聞いてるんだから。
 最近あちこちで「クリスが太った」と言いまくっている管理人であるが、本当にクリは太ってしまった。自転車の散歩でも一番後ろからあごをあげて引きづられるように付いてくるし、あの競技会当日も「板障害」の往復を拒否した上に得意技のひとつである「脚飛び」までもボイコット。それ以来彼女は全然飛ぼうとしない。朝夕の練習で「ジャンプ」と声をかけるが絶対に飛ばない。昨日ボールをちらつかせてやっと飛んだと思ったら、右前足を持ち上げてびっこを引く始末。確かにお尻の骨が触れない。胴回りも若干太い。やはり処方食から一般のフード(子供達と同じ)に変えたせいだろうか。
 そんなわけで、毎日顔を見るたびに「太ったわねぇ」と言いながら食餌の量を1.5割ほど減らしていたところ、今夜の散歩ではなんとみんなの先頭を元気よく走っていくではないか。こんなことは普段(太ってない時)でもめったにないことである。行きも帰りもほとんど私の視界から消えない。自分からダイエットする気になったのかなぁ。私も負けずに頑張ろう!
2002年
11月4日
ニッキー やっぱりかわいそうなニッキー。
 最近我が家のワンこ達は朝の散歩から帰ってきて居間に上がると、家人から何かもらっているらしいく、クリスは足を拭き終わるとさっさと階段を駆け上り、鼻をならして帰ってきたことを家人に知らせる。ハンスは今までニッキーの足拭きが終わるのを伏せて待っていたのが、急にニッキーを押しのけて、普段は自分から出さない手を差し出す。そしてブラッシングもそこそこに2階に駆け上がる。ハンスに追い抜かされたニッキーまで私がタオルを洗って戻ってくるまで階段の途中に座って窓の外を眺めているはずなのにいない。
 これは絶対何かあるに違いないと玄関で様子をみていたら、家人が最後にあがってきたニッキーにやるはずの何かを間違えてクリスにやってしまって大騒ぎをしている。結局彼女の分はなかったらしい。
 その一部始終を目撃した家人2曰く、ニッキーが最後に呼ばれて行ったとき、他の子達もみんないっせいに並んだから、家人1がどうもニッキーと間違えてクリスにやってしまったらしい。それでもニッキーはきょとんとした顔で、お座りをして待っていたとか。よく損するタイプはどこにでもいるものだ。
2002年
11月3日
管理人 最近の就寝状況。
 11月に入り寒い日が続いているが、クリ家の飼育部屋(管理人の寝室)はほとんど暖房無し。掛け布団もまだ夏用1枚。管理人が寝る体制に入ると、ハンスが右側、クリが左側、いつも机の下にいるはずのニッキーが足元に陣取っている。と、ここまでは夏とあまり変わらないが、夏の場合は管理人が寝てしまうと知らないうちに彼らもベッドから降りていて、朝見るとだ〜れも乗っていないというのが普通だったが、今は朝になっても誰も降りていない。一晩中犬タンポと一緒に寝ている状態なので、今年は電気代が減るかなぁなどと期待してみたが、寝返りがうてないのが難かも知れない。
2002年
10月26日
ニッキー ニッキーはお年頃(?)。
 
午前中誰かさんが割ったガラスの修理やら検診やらで家を留守にして戻ってみると。床の上に赤いシミが沢山ついていて、何かのかけらが落ちている。????「何これ!」と言うと全員散ったので現場に足を踏み入れてみると床に落ちていたのは管理人のリップペンシルだった。机の上に立てていたものをそれだけ取り出してかじっていたらしい。口の周りも手も床も真っ赤。床のシミが取れない。う〜.........。そこへ家人登場「何騒いでるの?あらっ、ニッキーも女の子だからためしてみたくなったんじゃない?」
2002年
10月24日
ハンス 誰だ〜!!
 
一昨日の夜だった、仕事から帰ってのんびりテレビをみていたところ、突然ガウっという声。ビックリしてみるとハンスがクリスに叱られてぶっ飛んでいる。クリスはめったにハンスを叱ることは無い。(ニッキーはよく怒られているが...。)クリスに一喝されると子供達はそれ以上悪いことはしないので、すぐ静かになり、私もまたテレビを見ようとしたら床に光るものが落ちている。電気を明るくしてよく見ればガラスのかけらである。???何のガラスだろうと、部屋の中を見回したらなんと飾り棚とガラス扉が見るも無残に砕け散っていた。ぶっ飛んだ時に体があたったのだろう。20年ぐらい前に買った飾り棚でもう廃盤になってるからガラス屋に行ってカットしてもらわないと。とりあえず誰にも怪我は無かったから良しとするか。
2002年
10月1日
クリス 季節外れの台風
 
10月にはいったというのに台風。雨や雷に弱いクリ母さん、案の定管理人が仕事で不在の間クリスは勝手に寝室の扉を開け、一人で居間や寝室を行ったきりきたりしていたそうな。
不思議なことに、寝室の扉が開いていても、他の子たちは出てこないという。
クリスは家人に何を言われても「庭石(家人の弁)」のように重く居間に居座って動かなかったという。歳を重ねていくと更に頑固になっていくのかなぁ。

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