2004年 番外編
日 付 当事犬 行 動 記 録
9月28日 ハンス そして今日も...。
 いつもどおり、仕事が終わって家路に。近所の路地を曲がって、ふと我が家を見上げると、半分カーテンが閉まった薄暗い出窓に影が。おっ?今日はお向かいのお兄ちゃんを見ているわけではないらしい。顔はこっちをむいている。ということは、私が帰るって知ってたの?
以前テレビで、『犬は人間の足が地面を踏む時におきる、人間には感じられない振動(音)を感知し、遠くからでも飼い主の帰宅を知ることが出来るらしい』という実験をやっていたから、バスを降りたときから知っていたのかも知れない(笑)。
さすがに吠えない。じっと固まっている。怒るのも面倒くさくなって「ハンス〜。ただいま〜。」と手を振ったら、彼も尻尾を振り返した。いつもそうやって静かに見てるだけにして欲しいなぁ。
9月28日 ALL 晴れた!
 ここ二日ばかり天気が悪くて缶詰だった犬たち。今朝はなんと久しぶりに管理人も早く(と言っても、そんなに早くはないが)起きられたので、沢山遊んできた。とにかく自転車で走っていても、みんな自然に『速足』が『駆け足』になってしまうほど、よっぽどストレスがたまっていたのね。それなのに、夜にはまた雨になるらしい。週末には台風も来るらしい。つかの間の運動だったのかも知れない。
9月25日 ALL 体重測定。
 今日はパルボの注射に行った。年に一回の混合ワクチンの他に、パルボだけは半年ごと接種するよう奨められている。ついでに、普段計れない体重も計ってもらう。
クリスは昨年の手術以来、毛量が増え、見た目ぽっちゃりめ。会う人に、『太ったんじゃない?』と言われるし、ニッキーは先月すっかり毛が落ちて貧相。逆に『痩せたんじゃない?』と言われる。ハンスと言えば、最近『ガッチリしているね』。確かに、今年の夏はあまりの暑さに、普段より運動量がかなり少なかったように思う。しかし、管理人としては、毎日見ているせいもあるが、そんなに増減は無い!と思っていたので、良い機会。
そして結果は、クリス:16.7kg、ニッキー:17.4kg、ハンス:19.8kg。やっぱりほぼ増減なし。ちょっと安心。ご飯の量は今後も増減なし!と決定。
9月24日 クリス 今度は....。
 今朝クリスとハンスにボールを転がしていると、ハンスを振り切って頑張って取りにいったクリ母さんが、ボールを咥えて戻ってくる時右前足を気にしている。以前空き地でディスクをやっていたとき、パッドをすりむいたことがあったので、またやってしまったかと一瞬ドキッ。よく見ても怪我した様子はない。が、狼爪が少し伸びているので、引っ掛けたのかも知れない。クリはその場キャッチだけでおしまいにした。
帰ってから爪を切ろうとしたら、クリが逃げる。昔から、パッドの毛はまだしも、爪切りを持つと皆逃げる。部屋のコーナーに追い詰め、前足をむんずとつかむ。ところが、クリの狼爪は黒。他の爪は白なのだが、狼爪だけは黒。どこまで血管がきているかわからない。少しずつ切るものだから、なお更嫌がる。右手を無事切り終え、左手になって、ちょっと思い切り切ったら。「キャン!」と悲鳴を上げて逃げた。やばっ!いっちゃったかな。とあわてて爪を見ると、なんともなっていない。「血出てないじゃない。大げさなんだから。」とりあえず、ホッ。爪きりだけは私もイヤだ。
9月23日 ALL とある朝の風景
 管理人が目を覚ますと、クリがそっとベッドに乗ってくる。しばし、ナデナデ。
適当に満足すると、降りていき、おもちゃ箱の側まで行って鼻を鳴らす。
「自分で取れば?」とりあえず鼻をつっこんでコングなど持ってくる。
手渡されたコングを近場に投げてやると、嬉しそうに取ってはまた持ってくる。
その隙に、ニッキーがベッドに乗って、管理人に撫でろの催促。
右手でニッキーをナデナデ、左手でコングを何度か投げている間に、クリスがミスキャッチして、コングはベッドとチェスとの間に。
クリスは管理人と、コングの挟まった先を見くらべながら鼻を鳴らす。不器用なクリスでは取れないらしい。
側でハンスがその様子をじっと見ている。
「ハンス、お母さんがおもちゃ取ってくれって。」
「えっ?僕ですか?」と管理人の顔を見る。
「そうそう、早くおもちゃ取ってやって。」
「仕方ないなぁ。」ハンスおもむろに立ち上がって、ベッドとチェスとの間に前足を突っ込んでゴソゴソ。何回かチャレンジするが、ハンスでも取れないようだ。足元でジタバタしているハンスにニッキーが「うるさいわねぇ。ウゥゥゥ。」
バチッ!「何文句言ってるの?あなたは何もしていないでしょう。」
そして、管理人はゆっくり寝ていられなくなり、仕方なく起床。コング?あとで掃除の時に取っておくわ。
9月22日 管理人 老化防止!
 先日見たテレビで、老化防止の話をやっていた。指先を動かすことは、脳を活性化させるので良いと以前聞いたこともあり、再びピアノに触ってみようと思った。
何しろ、十数年前、『影』がピアノを始めるにあたり、私が全く弾けないのでは、アドバイスも出来ないだろうと一緒に始めたくらいのど素人。3年近く通ったが、さすがに『影』に追い越されて、その後はたまに思い出したように触っていたが、ここ5年近く全然弾いていなかった。今更指など動こうはずも無い。案の定、『きらきら星』から始めて一時間近く弾いていたが、ソナチネひとつまともに弾けなかった。うぅぅ、老化が始まっている。地道にまた弾くか。
9月22日 ニッキー 今日の気分は?
 ボーダーコリーの耳の形は様々。立っていたり、垂れていたり、また半立ちだったり。我が家のワンたちも皆違うが、特に娘のニッキー嬢ちゃん、巷じゃぁ『飛行機耳』で有名(ホント?)。飛行機の翼の如く、横についているのだ。ところが今朝散歩から帰って来ると、家人が「ニッキー、今日は耳どうしたの?」と声をかけている。よく見ると、耳が後方に格納されている。一向に立ち上がる気配なし。そう言えば、散歩の途中で訓練をやろうとしたときも、やけにテンションが低かった。彼女の気分は耳を見ればすぐわかる。
9月20日 クリス やっぱりお歳?
 朝クリスとテニスボールで遊んでいた時だった。駐車場を使っているので、投げるわけにはいかないため、転がしたり、「待て」をかけて取りに行かせたりして遊んでいた。
「待て」をかけていても、焦って取りにいくせいか、鼻でつっついてしまったり、自分の足で蹴飛ばしてしまったりで、バタバタしていたら、急にクリスがボールを落として「ペッペ」っと何か吐き出した。???舌には血がついている。『あれ?舌でも噛んでかな?』側に寄ってよく見ると、歯が落ちている。ゲッ、もう生えかわらないのに。若い時はよくディスクをやったので、かなり歯は磨り減っているが、まさかテニスボールで抜けてしまうとは....。しかし、その後口の中を見ても、どこが抜けたのかよくわからない。???まさか生えかわってないわよねぇ。
9月19日 クリス 反芻注意。
 昨日クリスがごはんのあとしばらくして突然吐いた。特に運動しすぎたわけでもなく、水を飲みすぎたわけでもないので理由がわからない。小さい頃、車酔いして吐いたときは、車を停めて掃除しようとすると、すでに食べ終わっていることが多かったが、今回は車酔いではないので、果たしてどうするのかちょっと様子を見ていた。
 吐いたあとクリスはしばらく伏せていた。特に食べようともしなかったので、吐いたものを片付けるために階下に道具を取りに行った。
戻ってみると、クリスが吐いたものをじっと見ている。「どうするの?」と聞くと、しばらくしてまた食べ始めた。今度は普段の食事よりよく噛んで食べている。本人もその方が消化にいいと思ったのだろうか。まるで牛みたいね。と思わず言ってしまった。
9月18日 管理人 受難.....。再び。
 やっと右目の調子が良くなってきたのに、今度は左目が....。
管理人の会社が入っている古いビルの上階が大家さんの住まいだが、今度全面改装とやらで、先週から工事が始まった。うるさいだけでも少々ストレスがたまっていたのに、昨日は仕事中目がシバシバ。同僚もシバシバ。何度も目薬を点しながらしのいでいたが、帰る頃には痛くてゴロゴロ。右目の時の薬をつけても効かない。
 一体どんな工事をしているのかと見に行けば、室内の壁を全部壊して取り払っていた。素材は石膏ボードなので、周り中真っ白。しかも窓は開け放している。同じ階段を使って搬出しているので、階段も埃っぽい。もう痛くて耐えられません。結局行きたくなかった眼科医を訪ねることに。
 右目は問題なし。左目は異物が入って黒目の一部を傷つけたあとが残っているという。一体誰に文句を言えばいいの?工事はまだまだ続くらしい。
9月16日 管理人 受難.....。
 夕べはダンスの練習会だった。ニッキーのシーズンも終わり、久しぶりにオールスターキャストで参加。
車を降りると、ちょうどお友達も着いたところ、前を歩く彼らに追いつこうと、やけにひっぱる我が家の三頭。「こら!行儀が悪いわよ」と言ったその時だった。管理人の目に何か当たった。「痛〜い!」
何事かと思ったら、出ていた蔓が目に入って、瞬間的に目をつむってしまったので、目の中で蔓がずるずる。とにかくジムに入ってすぐ目を洗うがしみる。目の下には小さな擦過傷。
結局その後も、目の中にはゴロゴロ違和感が残り、お友達から借りた目薬もしみて涙が出る。
家に帰って顔洗えば泣きそうになるくらい痛い。また眼科に行かなければいけないか....。
管理人はどうも目が弱点らしい。散粒腫が出来た時、一度目の切開手術で取りきれず、再度違う先生に頼んで切開してもらったり、眼球に物があたって打ち身になったり、去年は虫にさされて2週間も腫れた。しかも目の治療をしていると貧血を起こしてすぐひっくり返る。
薬箱をひっくり返し、去年もらった薬を探す。「細菌性の傷」にも使えるらしい。とりあえず、べっちゃり塗りこんでそのまま寝た。
朝、こわごわ目を開ける。開いた〜!ゴロゴロしない。まぶたの腫れは少し残っているが、とにかくこれでしばらく様子をみよう。
家人に「眼帯すれば?」と言われたが、両目を開けていても物にぶつかるのに、片目になったら、どこに激突するかわからないのでやめた。
9月14日 犯人はだれ?
 今朝起きてみると、水入れを乗せている木製のスノコが1メートル以上動いている。スノコに乗せてあった水入れとおもちゃ箱は位置が変わっていない。ひっくり返ってもいない。下にあったスノコだけが横に移動している。まるでテーブルの上の物を動かさずに、テーブルクロスをひっぱったような状態。スノコの大きさは70×50センチぐらいで、結構重い。一体誰が、なんのために。夜中に大騒ぎしていた様子はないし。?????それとも私が気づかなかっただけ?ちょっと気味が悪かった。
9月8日 ニッキー やっぱり......。
 今朝「影」と管理人のお弁当を作っていた時のこと。コロッケを揚げようと、テーブルに出したら、パン粉がちょうど通りかかったニッキーの背中に飛んだ。黒い中に白いシミが。朝ごはんを食べながらだったので、あとで取ればいいやとほうっておいた。
 散歩から帰ってきたところで、かわるがわる水を飲みにテーブルの下から出たり入ったりする犬たちをを見て家人が、
「あら、知らない間にパン粉落っことしちゃったのね。」
「それ、犬が違うわよ。」
「えっ?ニッキーじゃないの?これ」と顔をまじまじ見ながら、「うそぉ、ニッキーでしょう?」
しばらく間があってから、「なんだクリスじゃないの」
あのねぇ、クリスはフルカラーじゃないんだけど.....。それに何年一緒に住んでるの?すぐ気づいて〜。
9月7日 ALL ハンスごめん!
 今日は一日雨が降ったり止んだりの変な天気だった。台風の影響もあるのだろう。
会社から帰って、散歩に出たらまた雨。スコールのような雨でちょっと出ただけでも濡れてしまう。が、犬たちを外に連れ出してしまったので、とりあえずトイレだけでも済ませに行った。
ハンスはさっさと済ませてくれるのに、おなご衆がもたもたしてなかなかしようとしない。雨はどんどんひどくなる。何度か促して『しょうがないわねぇ。』とばかりにクリスが済ませ、ニッキーも遅れてしゃがんだ。おっきい方はしたりしなかったりなので、『さぁ、帰るわよ!』とリードをひぱって帰ろうとしたら抵抗が...。よく見るとハンスが『ちょっ、ちょっと、待って...」と言う顔でおっきい方をしている。そっかぁ、ハンスは100%の確立で必ず大小済ませる習慣がついているんだった。ゴメンねハンス、ゆっくりしていいよ。
9月6日 管理人 ..........。
 先日ボーダー飼いの友人と区内の犬連れOKカフェに行ったときのこと。彼女のワン子さんと、我が家はさすがに一頭ハンスだけを連れ、店内でお昼を食べていた。周りはもちろん犬連れの方もいれば、そうでない親子連れもいた。
 犬たちがテーブルの下でまったりしているなか、友人とおしゃべりをしていたところ、急にパーンという音が。紙袋を膨らまして手でつぶしたような音だったが、結構ビックリした。周りを見たら、隣のテーブルに座っていた、小学生ぐらいの子供をつれたお母さんが、子供に教えていたのか、せがまれていたのか、新聞の広告紙で作った紙鉄砲とでも言うのだろうか、手を振り下ろして音を出すやつ、思い切りやってくださったようだ。
 その時の音があまりにも大きくて、周りからの視線を感じたのか、お母さん笑いながら「すみません。あっ、ワンちゃんびっくりしちゃいましたね。」などと謝られたので、「いいえ、大丈夫ですよ。」と言いながらも、もうやらないだろうと思っていたら、なんとその後も2、3回やって下さった。
 我が家のどん(鈍)ちゃん、ハンスは最初の一発には非常にびっくりしていたが、その後は全く意に介さなかった。しかしお友達のワンコさんは逆で、最初の一発だけだったら、『えっ?今何かあった?』ぐらいで済んだものを、その後も何度もやられてかなり心臓バクバク。『ママ、お家に帰ろう』になってきたのである。
 やっぱり犬を飼っていない人にはわからないんだろうなぁ...。全く気づかない人なら、ちょっと一言お願いも出来たのだが、謝られて、わかっている風だと何も言えなくなってしまう。う〜ん、困った。外は雨だし、まだゆっくりお昼食べていたかったし.....。
9月4日 ALL 受難の日
 クリスが『音響シャイ』になったことは『恐怖の皆既月食』にも書いたが、音の中でも雷鳴が一番の苦手。雷が鳴り始めると、さっさと部屋から脱走していく。今日も夕方から始まった突然の雷雨に心臓はバクバク、よだれはダラダラ。
雷雨は4時間になろうというのに、まだ止まない。幸い散歩でトイレを済ませていたので、トイレの心配は無いが、クリスはバクバクしているときはご飯も食べない。小康状態を見計らって、急いで食べさせる。雨はまだまだ止みそうに無い。
9月3日 ALL 変な癖。
 我が家の犬たち、みんな変な癖がある。3頭に共通した変な癖と言えば、妖怪垢なめならぬ床舐めである。気がつくとせっせと床掃除(?)している。これってウチだけなのだろうか。それともどこの家でも見られる現象なのか。何か意味があるのかなぁ。
掃除してきれいにしてくれるのならいいけれど、あとベタベタするのには閉口。しかもみんなでやってるし。
特にニッキーは場合は外でもやる。地面に伏せさせておくと、知らないうちにベロベロ。口の周りに砂やアスファルトのカスがついているのですぐバレる。なんとかして〜。
8月23日 ニッキー カラスとネコ。どっちがお好き?
 今朝散歩から帰って来ると、いつものように2軒隣のニャンコさん、まったり家の前の道路でコロコロしている。いつもワン達がつながっているのと、自分の方が絶対足が速いと自負しているのか、自分からは決して逃げない。
とりあえずリードを結わいて、自転車をしまっていると、ニャンコさんのすぐ横に大きなカラスが。よく見るとニャンコよりも大きい。ところが、カラスがすぐ側まで来ていてもニャンコさん逃げる気配なし。
実は我が家のワンコはネコだけでなく、カラスやハトも気になる。2軒隣の家の前にミーちゃん。そのこちら側1メートルのところに大きなカラス。ニッキーに「カラスがミーちゃんを狙ってるよ」と言うと、ニッキー家に入る前にカラスのほうへ行ったかと思ったら、急にカラスがニッキーに向かって飛び立つ。てっきりカラスに飛びつくかと思ったら、ニッキーの視線はミーちゃんから全く離れない。カラスが頭の上を抜けていっても微動だにしなかった。カラスよりネコの方が気になるらしい。
8月22日 管理人 2度あることは3度ある。
 先日外食中に思い切り下唇を噛んでしまった。うぅぅっ。消毒液をすぐつけたので、管理人と大の仲良し口内炎君は今回やって来なかった。まずは一安心。と思ったところ翌日舌を噛んだ。うぅぅ、歳を取ると末端まで神経がいきわたっていないのか。幸いこれも大事にならずに済んだ。
そして今日ワン達といつもの公園でまったりしていると、どこからかスケートボードの音が。「イケナイよ!」と強い口調で言ってはみたものの、ハンスの目は音のするほうに釘付け。管理人思わず唸ってからハンスの耳にガブリ。普段はへでもないハンスがキャインと言った拍子に振り返って私の顔にハンスの顔がガ〜ン!いった〜い!泣きたいのはこっちだよ〜ん。その後のハンスのなんとも情けなさそうな顔。必死で私の顔を舐めながら、「ゴメンよ。悪気はなかったんだよ〜。」と言っているようだった。仕方ない許してやるか。
8月20日 ハンス 管理人は見た!
いつもどおりに会社から帰って来ると、丁度お向かいの坊ちゃんも帰ってきたところ、門を開けると「キーッ」と音がする。ふと自分の家の3階を見上げるとなんと出窓にはハンスの顔が。お向かいの坊ちゃんをじ〜っと見ている。吠えているわけではない。
管理人は外から叫んだ「こらっ!ハンス、何やってるの!早く下りなさい!」ビックリしたハンスがこっちを見る。きっと叱られてすぐ出窓から下りると思いきや、ハンスの横でレースのカーテンが揺れている。えっ?ニッキーも乗っているの?とよく見ると、ハンスが嬉しそうに尻尾を振っているのだ。「早く下りなさい!」と怒鳴っても、「エヘヘ、母さんお帰り〜。」ってな感じで、全然聞いてくれない。いやはや、いつになってもわからないやっちゃ。
その話を家人にすると、「あら〜っ、かわいいじゃないの。フフフッ。」こういうときは能天気なんだから。いきおい余って出窓を割ったらどうするんだよ〜。
8月18日 管理人 寝不足......。
 夕べの雨は夜中に雷雨になったらしい。カサカサ、カチャ、トントントントン、カシャカシャ....。
(寝室のドアのノブを押そうとしてドアに爪があたる。ドアが開く。階段を下りていく。2階居間のフローリングの上を徘徊。)
つまりクリスが部屋から脱出したのである。子供達はベッドの下でその様子をじっと見ている。呼んでも上がってくる気配は無い。リードを持って連れに行こうとしたら。自分からあがってきた。珍しい。それでもリードをつけてベッドに乗せてやる。ハァハァハァハァ。息遣いが荒い。ずっと撫でていたが、落ち着くまではかなり時間がかかった。そして気がつくと朝になっていた。
今日は暑くなるそうだ。
8月16日 ニッキー 衣替えが間に合わない。
 昨日から今日にかけて思いがけなく涼しい。犬達には過ごしやすくていいだろうと喜んでいたのだが、朝起きてみると一人だけ頭がどこにあるかわからないくらい団子虫のように小さく丸くなって寝ている子がいる。よ〜く見てみるとニッキーらしい。そ〜か、一人だけ全然毛が無く、今年の夏は涼しそうでいいわねとうらやましがられていたニッキーだが、これだけ気温が下がるとやはり寒いらしい。
犬達も簡単に衣替えが出来ればいいのに。お腹にファスナーついてないの?
8月15日 管理人 ちょっとプライベート。
 8月15日は義父の命日である。元特攻にいた義父の命日が終戦記念日なのは意味があるに違いないと義母が昔言っていた。おかげで忘れることは無い。
毎年この日は必ず近況報告に出かける管理人。以前は「影」もついてきたが、ここ5、6年ほどは全然来てくれない。仕方なくクリス達に交代で同伴を頼んでいる。
今日はあいにくの雨。いつもは朝一番に行くところだが、ちょっと様子をみながら小止みになった昼ごろクリスと出かけた。好いていれば車で15分。混むと1時間。なんとも時間が読めない距離なのだが、昼前後と悪天候が重なって幸い空いていた。そして向こうに着くと雨も止んでいた。が、地面がドロドロだったのでクリスは車で留守番。私一人でお参りしてきた。そしていつものように近況報告とお願いばかりして帰ってくる。
車に乗って帰路に着くとまた雨が降り出した。また来ます。
8月13日 ハンス かくれんぼはお好き?
 昨日会社から帰ると出窓のガラスにべっちゃり鼻水やらよだれやらの痕が。しかもいつもよりすごい。またハンスだな。何しろ安普請のクリ家。ハンスが興奮して出窓で暴れていれば、場合によってはガラスがはずれて落ちないとも限らない。
今朝はカーテンを全部閉めてでかけてみた。すんなり上がれなければ、少しでも躊躇した時にいつも叱られていることを思い出すかも知れない。
帰ってみるとカーテンは閉まったまま。効果があったかな。と思ったら家人曰く、昼間部屋に上がったらハンスがいない。よくよく探してみるとカーテンの向こう側で外を見ていたと言う。やっぱり効果なしか。残念。
8月10日 管理人 異次元の世界。
 最近我が家では失せものが続いたり、訳のわからない部品が突然現れたりと変な現象が続いている。まるで異次元の時空が存在しているようで少々気味が悪い。が、この異次元の空間と自由に出入り出来れば、狭い部屋が倍になるか?などとバカな発想をした管理人であった。
8月10日 ハンス 初体験その1。
 夕べハンスの初CMがオンエアされた。まるで子供の初舞台を見るようで、ビデオだけかけて寝てしまおうと思ったのに、結局ずっと見てしまった(寝不足)。
あっと言う間に豆粒のようなハンスの出番は終わってしまったが、ちょっぴりほのぼの。ホントにご苦労様でした。
8月7日 管理人 初体験その2。
 先週山小屋から帰って、SHIONYさんにブレーキランプが切れていることを教えてもらったのだが、今週は全然乗る機会がなく、今日散歩に出ようとして思い出した。はてさてどうやって換えるのかな?と取説を読んでみる。なんだ簡単そうじゃない。そう言えば右だったか、左だったか。SHIONYさんは教えてくれていたのだが、忘れてしまったし、今更部屋まで戻ってPCを立ち上げるのは面倒。ハンス!ちょっとブレーキ踏んでみて。なんてことは出来ないし、かといって両方のカバーを開けるのはこれも面倒。仕方ないので途中でディーラーに寄ることにして、車に乗ってちょっとブレーキを踏んでみる。かすかにガレージの左側が明るい。そっか、切れてるのは右じゃん。
再び車から下りて、リアゲートを開けてからライトのカバーをはずす。ランプを出そうとたがどれをどっちに回してよいのかよくわからない上に、ガレージが暗くて見えづらい。やっぱりディーラーに寄ろう。
ディーラーの受付でブレーキランプが切れたことを伝えてから、再度カバーを開けて見ると明るくてよく見える。3個並んだランプのひとつを回してみると、さっきは動かなかったソケットが今度はちゃんと回って取れた。中からランプを引っ張り出すと真っ黒。こいつに違いない。
サービスの人が出てきて、「あれ?自分で取っちゃったんですか?」はい!自分で出来ることは自分でします。昔はタイヤ交換も自分でやっていたのに、最近はなんにもしていなくて、車に「悪いなぁ」と思っていた管理人。これくらいのことだったら自分で出来ます。
結局ランプ代は168円。当然工賃はかからなかった。たまにはボンネットも開けてやらなきゃかわいそうだな。

かわいそうなことの追加。
 散歩から帰って犬達に水をやろうとしたら水入れが無い。???あっ、朝水入れを掃除したまま戻しておくのを忘れていた。もう夜の6時になろうとしている。公園で水を飲むまでの9時間、犬達は飲まず食わずだった。ごめんよ〜。これからは水が無いって言ってよね。と犬達のせいにした管理人だった。
8月3日 ALL アイコンタクト。
 ボーダーと暮らし始めて、アイコンタクトがこんなにも取り易い犬種はないのではなかろうかと思うことしばしば。などと書くと「すごい!それじゃ訓練もバッチリ!」と勘違いされそうだが、実はちょっと違う。ごはんを前にした彼らのアイコンタクトがすごいのである。だからきっとボーダーには限らないのだろう。
我が家のワン達はごはんを前にすると、私や、私の代わりに食器を用意した人から「いただきます。」のコマンドが出るまでその人間から決して視線を放さない。普通は彼らの前でコマンドを出すので、とりあえず食器を前に顔を上げていれば私と視線を合わせていることができるのだが、今朝は他の用事をしながらだったので、コマンドをかけようとみんなを振り返ると、みんなエクソシストのように顔だけぐるりとまわし、ハンスはそれでも見えないので柱の陰から上半身を乗り出しコマンドを待っていた。本当に訓練の時もこれくらい真剣にコマンドを待っていてくれれば楽なのに....。
7月27日 ALL 犬のくせに......。
 毎朝起きて床の上やふとんの上を見るとがっかりする。なにしろ毛だらけ。
散歩に出る前に、部屋の窓を全部開け放し、ベッドカバーやらふとんやら、すべてパンパンとはたく。外に向けてはたくわけにはいかないので(そうでなくても家の前のアスファルトには、我が家も入れて6頭の犬と、1匹の動物の毛がこびりついている)、部屋の中ではたいてから掃除機をかける。
今日もパンパンはたいていると、ハンスがクシュン。続いてニッキーもグシュッ。みんな代わる代わるくしゃみをしている。オイオイ、自分達の毛でしょう?私はこんな中で毎晩寝てるのよ!まったくぅ。
7月26日 クリス 辛い時期。
 今朝起きた時は快晴だったのに、ラジオから流れる天気予報は雨。静岡にまで雷雲が来ていると報じている。神奈川はバケツをひっくり返したようだという聴視者の声まで流れてきた。
8時ちょっと前、会社に行く準備をしていたら急に降り出してきた。雨だけなら良かったのに、雷まで。
クリが今まで聞いたことの無い声で泣いている。どうしたというんだろう。いつもだったら、そわそわしたりはするけれど、泣くことは無かった。心臓がバクバクしていて、今にも飛び出しそうである。
留守中階下に降りたらリードに繋いでおいて欲しいと言ったら、ダイニングは昼間誰もいないからエアコンはつけられないと言われた。一日エアコンをつけておいて欲しいと言っているのではなく、雷がなっているときだけと頼んだだけだったのに.....。
クリをしょって会社に行かなきゃいけないのかと悲しくなった。去年から体調のすぐれないクリ。出来ることなら一緒に連れて行きたい.......。
7月24日 ALL なんちゃって取材。
 最近暑さでめっきり運動量の減ったワンたち。週末もいつものK公園の日陰を選んでまったり散歩。木陰のベンチで休憩しながらワン友達とおしゃべり。合間にクリとダンス。
5時半をすぎると、少しは涼しげな風が横を抜けていく。が、相変わらず厳しい暑さは続いている。
帰ろうとしていたら、上智大学の学生さんが二人やってきて、研究発表の課題のお手伝いを頼まれる。市場調査の模擬取材のようだ。聞きたいところは、「どこのフードを食べさせてますか。」という箇所なんだけれど、一応「犬の名前」「年齢」「犬との関係」なんぞも聞いてくる。
とりあえずお答えしてから「犬への愛情表現は?」と聞かれ、言葉につまる。ハンスとは一緒に寝ているからそれがそうかなぁ。でもそんなことは言えないし.....。クリへの愛情表現は.....。そうだ、「犬と一緒に楽しみながら何かやること!」なんていう優等生の答えになってしまった。
みんなはどんな愛情表現をしているのだろう。
7月18日 ALL ひとりごと。
 急な伊豆旅行より帰ってから、ヒトもワンもぐだ〜っ。
伊豆も暑かったけれど、東京もアツイ。朝の散歩を早めると寝る時間が無くなるので、結局日が昇ってから、日陰を探して近所のみ。
夕方は車で大きな公園へ。木陰道が続くので、さすがに一息つける。
連休中とあって、道も公園もいつもより静か。
しかし、一体いつまで続くのだろう、この暑さ。34度とか考えられないような気温がめじろおし。
管理人の子供の頃はもっと涼しかったような気がする。
日本の反対側では梅雨の名残の豪雨つづき。ワン達は大丈夫なのだろうか。なんか変だなぁ。
今日も最高気温は34度らしい。犬達がつらそうで見ていられない。
7月10日 ハンスと
ニッキー
久しぶりに...。
 何を考えたのか、ハンスとニッキーが突然姉弟喧嘩を始めた。
時々ニッキーがハンスを挑発しているので(手でおいでおいでをしながら本当に挑発する)、そのせいかも知れないが、気が付くと一方的にハンスがニッキーに馬乗りになっている。「こら〜っ!」とハンスをどかしていたら、その隙にクリが教育的指導に入る。どうせ入るならハンスにすればいいのに、ニッキーにいったもんだから、ニッキーダブルパンチ。「いい加減にしなさい!」と母さんもどかすと、ニッキーはなんとも情けない顔。ハンスは叱られて犬舎に飛び込んでいた。母さんは「私関係ないもん。」
落ち着いた頃にニッキーを呼ぶと、あ〜ぁ、眉間に傷が。女の子なのにぃ。消毒して薬を塗っていたら、なんとハンスが腰を抜かしていた。怪我したのはニッキーなのに、なんであなたが...。
男の子の方が精神的に弱いのかなぁ。いずれにしても、ニッキーは益々鍛えられていく。
女の子はあんまり強くなっちゃだめよ。そう言えば、ハンスに馬乗りになられていても、ニッキー嬢、一言も「キャン」とは言わなかった。気の強いのは母似?
7月10日 ALL 個体差。
 相変わらず衣替えの終わらない犬達。
クリは終わったんだか、始まらなかったんだか、一番毛量があって、ズロースのあたりはすきバサミを入れないと、ボワッと広がったり、中のほうで塊ができていたりして始末が悪い。
それに反してニッキーはとっくに夏バージョンになっていて、付け毛をしないとかわいそうなくらい毛が無く、貧相この上ない。
ハンスと言えば、櫛を入れればアンダーコートがまだ抜けるが、何もしないと普通の毛の量である。しかしやっぱり足の付け根のあたりはダマになっていて、結局はさみを入れることに。
床は相変わらずダルメシアン。いつまで続くのかなぁ。
7月9日 管理人 訃報。
 ハンスやニッキーたちのパパが逝った。夜、縁の人たちが最後のお別れに行った。おっとりして、おだやかな性格のお父さんだった。しかもゴージャス。
今にも起き上がりそうな彼の亡骸に、いまひとつ現実として受け入れがたいものを感じた。
日本に来た頃は日本語がわからず、ちょっぴり戸惑っていたようだったが、オーナーさん家族の愛に包まれて、とても幸せそうだった。
我が家の子供達、お父さんに似てもうちょっとおっとりしていて欲しいのに、なぜか性格は母さん似。いっつもワサワサしてる。父さんの所で修行させれば良かった。
7月8日 管理人 災い転じて福となせ!
 なんなのこの暑さ!35度?管理人の体温と大差ないじゃないの!
最近いろいろあって切れかかっている管理人。血管も切れそうでちと怖い。
今年は久しぶりに、というか初めて(?)夏バテと思しきものにからまれ、食欲が無い。
朝の牛乳?気持ちわる〜い。パン?遠慮しとく。りんごひとかけとバナナ1本を犬達と分け合う。
昼。バターロールサンドひとつとりんご2かけ。お三時にりんご2かけ。そうそう10時は胚芽入りビスコ。
夜?散歩から帰って来ると、もういらないって感じ。でもさすがに今日は喉が渇いてたから、オンザロックだけは飲みたい!これって胃には良くないだろうから、オムレツ一口とレタス2枚とブロッコリー2かけ。ここんとこ順調に体重が減ってるじゃん!ってニコニコしているんだけど、もしかして後から恐怖のリバウンドが来るって?
なんか書いていても相当支離滅裂でやけくそって感じ。とうとう脳みそまで暑さでとろけてしまったようだ。
7月7日 ニッキー クンクン......。
 よくたれ耳の子は耳の中が蒸れ易いから注意がいると聞く。我が家のワンたち、どちらかと言えばたれ耳タイプではない。しいて言えばハンスがちょっとそれっぽいが、ニッキーにいたっては「飛行機耳」と呼ばれるくらい、翼のように横についている。しかし、なぜか彼女の耳が一番一番「?」と感じる。
耳だれになっているわけでも、汚れているわけでも、ましてや虫がすんでいるわけでもないのだが、なぜかちょっとぷ〜ん。個体差なのかな。いずれにしても、この季節、なんとなくみんなくちゃいぞ!
そう言えば、以前寝ている時にハンスの足が鼻先に来て、「おい!足臭い!」と思ったことがあったっけ。蒸れた人間の足とおんなじだったような......。
7月6日 ALL トドかマグロか....。
 相変わらず暑い日が続いている。普段夜中もエアコンで除湿にしているクリ家であるが、ここのところ熱帯夜と言われる日でも、窓を全開にしておくと、空気が流れるのでつけない日が続いていた。するとつけていない日は、朝誰も管理人の様子を見に来ない。周りを見回すと、部屋のあちこちに黒いかたまりが思い切り広がって点在している。ピクとも動かず、体力を温存するかのように、息をひそめて横になっている。熟睡と言うより、ただ動きたくない!という雰囲気。じ〜っと見ていると視線に気づくのか、顔だけ持ち上げ振り返るハンス。でも動こうとはしない。動くと暑いもんねぇ。
エアコンのスイッチを入れてみると、急にみんな生き返る。やっぱり暑さに堪えているらしい。あれだけ毛皮着ていれば仕方ないか。早く涼しくなるといいね。えっ、まだ夏は始まってないって?
7月2日 ALL 見たくないもの
 我が家の散歩コースには小川が流れる緑道がある。以前にも書いたが、コサギが飛んできたり、今はカルガモが2家族子育てをしていたりと、なかなか自然にあふれていて、都会のオアシスっぽかったりするのだが、それ以外にも見られるものがある。ヒキガエルやねずみだ。
最近はねずみが横行していて、あちらこちら走り回るものだから、自転車で走っていてもビックリさせられることが多い。当然犬達も「なんだ!なんだ!」と気が散って走りづらい。
昨年あたり、害獣駆除のチラシがあちらこちらに貼られていたが、今年もまた増加傾向にあるようだ。そう言えば、近所のミーさん、まだねずみ取って来てないなぁ。頼むから家の前に置いていくのはやめてよね。
7月1日 管理人 意気地なし返上か!
 先回通勤途中のバスで、横から入ってきたお姉さんに何も言えなかった管理人だったが、今日も20人以上列をなしているバス停で、どこからか現れたお姉さん、私の前いた男性の前に横はいりした。
週の半ばもすぎ、かなり疲れている管理人。はっきり言って切れました。バスの乗り口手前でその女性に追いつき「横入りはやめましょう。みんな並んでいるんですから」と言ってしまった。怪訝な顔のお姉さん、飛び道具でも出されたらどうしようと、また意気地無しなことを考えたが、とりあえず立ち止まったので、追い越されてボーッとしていた管理人の前に並んでいる男性に、「お先にどうぞ」と声をかけてから管理人もバスに乗った。
これって絶対都バスの問題だと思う。なぜなら行き先の違うバスがほぼ同時に入ってきて、同時に出発するのに、並ぶ列が一列しかない。最初から行き先別に2列に並ばせれば良いものを、一列にするものだから、バスが入って来た後乗客は左右に自然に分かれ、目的のバスに乗りこむことになるのだが、列の隙間をねらって横入りされるのである。都バスには何回か改善要請しているが全然とりあってもらえない。疲れる.....。

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