BuncyoのFlightGearに東洋航空藤沢飛行場を再現する

(2012.08.09)
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私の、Sceneryの、神奈川県に、新空港を作ろうと思い立ちました。

なぜかといいますと、私が作った、ワーゲンバスの試乗に、先に紹介したシトロエン試乗記及びシトロエン試乗記2で走ったよこはまみなとみらいから、その先の湘南・江ノ島に行きたいと思ったからです。

羽田国際空港からですと、1時間くらい掛かります。

そこで、厚木(RJTA)から行きますと、30分ぐらいで着きますが、それ以外でと思って、神奈川県の空港を探しましたら、今日偶然、東洋航空藤沢飛行場 の話を見つけました。

場所も、江ノ島のすぐ近くです。(近すぎかな?)そこで、Wikiの データを元に作って見ました。

この空港は、太平洋戦争当時、海軍の飛行場として作られ、敗戦後米軍により使われたが、1年後に返還されて、一部が、この東洋航空藤沢飛行場 になったそうです。
そして今は、この飛行場は有りません。
はじめにお断りしておきますが、私は、当時の、軍関係者では有りませんし、この空港に何の関係も有りません。空港オタクでも有りません。
始めて、現実には無い空港を作るので、うまく行くかは分かりませんが、やってみることにしました。(まぁ何でも、実験、実験)



滑走路の長さは、824m
幅が、25m

と有りました。

管制塔も有りませんし、ILSも分かりません。

まず、TaxiDrawで、空港を作ります。

ICAOコードは、勿論ありませんので、
私の、FlightGearのICAOコードは、RJT9にしました。

空港の座標値は
N35.356666667
E139.463889

と入れます。

標高は、グーグルアースで見たところ、大体48mでしたのでこれを入れました。
157.5ft

滑走路の長さは、2703.37915ft
       幅は、82.01997ft

と、滑走路の中心は、空港の座標値にしました。
角度は、近くの建物に合わせて止めたら、186.766006になりました。
適当な物です。
表面は、アスファルトにしました。
番号は 01

誘導路は、webに地図が有りましたのでそれを参考にしました。




QGISで表示の、東洋航空藤沢飛行場



こんな処で、QGIS で表示してみました。

web の地図や、話では、ほぼこんな所でしょうか。
























あと、周りに空港に通じる道を追加しました。










Sceneryを構築してみましょう。


FlightGear2.6.0+Atlasで起動



出来上がったので、FlightGear2.6.0 と、Atlasで、立ち上げました。

RJT9で、認識しています。それに、空港名も表示されています。


























それでは、早速起動してみます。

ワーゲンの室内から見た起動時の藤沢飛行場。




これが、ワーゲンの運転席から見た東洋航空藤沢飛行場です。
何とか無事に起動しました。

左前方に小さく何か棒のようなものが写っていますが、あれは、江ノ島の灯台です。



































このあたりは丘の上です。



この飛行場は、海抜約50mの丘の上にあります。

周りにも、同じような丘が続いています。


































アトラスで見た現在地。



アトラスで、現在位置を見てみました。赤丸の所が当地です。
そのすぐ上に、RJTA(厚木飛行場)があります。

カーソルのところが江ノ島です。もう、すぐ丘の下です。

































それでは、上空から見てみます。
江ノ島上空から見た、東洋航空藤沢飛行場

江ノ島上空から見た東洋航空藤沢飛行場。
(赤矢印の部分)




































今度は、反対に、空港上空から江ノ島方向を見ました。
空港から、江ノ島方向を見る





左の白い線は、小田急江ノ島線です。

































迷うので、交差点に信号機を設置






何回か迷ったので、目印に、交差点に、信号など標識をつけました。

此処は、右折します。































早くも江ノ島が見えてきました。





丘を下り、一路江ノ島へ。

早くも江ノ島が見えてきました。
タイマーは、何回目か混じっていますが、このくらいの時間です。





























江ノ島入り口の、ビルに近づいてきました。






江ノ島入り口のビルが見えてきました。

このビルのどれか、から、台風が接近した時に、リアルタイム画像が、TV放送で流れます。

江ノ島灯台は、ビルの陰になっています。

























ビルのところで、右折して、小田急片瀬江ノ島駅に向かいます。


 片瀬江ノ島に行く



実際は、車では通れません。橋を渡ります。







































駅舎の竜宮城が見えてきました。








何故、こんな子供だましのような建物まで作ったかと言いますと、幼い時両親に連れられてこの、真っ赤な竜宮城を潜った記憶があります。
おそらく小学校入学前だと思います。

つい今まで、この真っ赤な竜宮城がどこにあったのか分かりませんでした。
「そうだ!あの記憶に鮮明な赤い竜宮城は、此処だったのだ!」作っていて文貯は、思い出したのでした。





























あの幼い日に戻って竜宮城に潜ろう。









さあ!竜宮城だ!幼い日に戻ってこの門を潜ろう。

この向こうは、どうなっているのだろう。
幼い私の胸が高鳴ったのを思い出しました。
  亀や、乙姫様。
  そして、家来のカニや、魚たち。
  そうエビもいるんだ。

沢山のおいしい食べ物や、宝物。

夢は、どんどん広がってゆきました。

幼い日の私は、ここが夢の入り口でした。

もう父の手を、引っ張って駆け出しそうになりました。

「あぁ、まてまて」ニコニコした顔の父の声が聞こえたように思いました。

















あぁ、電車じゃないんだよ!









電車のまねをして、線路を走ってみました。

「片瀬江ノ島〜!」
「片瀬江ノ島〜!」と、電車のスピーカが鳴っています。

電車は、スピードを落として、静かにホームに入ってきます。



























プシュー、ブレーキの音が聞こえます。





プシュー!ブレーキの音が聞こえます。
「終点!片瀬江ノ島!
片瀬江ノ島!どなたも、お忘れ物の無い様に願います!片瀬江ノ島!片瀬江ノ島!」

駅の壁の絵は、「こんなのだったらいいな」と思って、デザインしてみました。
実際はどうなっているのか行って見ないと分かりません。

「きっとこうなっているんだ!」と勝手に思っています。

そして、あの暑い日、おおぜいの人たちと、海岸まで歩いたのだと思います。

当時は、自家用車なんて大変なお金持ちか、映画俳優にでも為らなければ持っていない時代です。

どこへ行くにも、バスや、電車の時代です。

すみませんまた、追憶の彼方でした。「なんだか段々ひどくなって無いか?」と、誰か言ったようですな!ほっといてよ!

















江ノ島の灯台に向かおう









さて、気を取り直して、江ノ島灯台に行ってみようと思います。

もと来た、あのビルまで戻ります。






























江ノ島入り口です。






江ノ島入り口から見た、江ノ島灯台。

この灯台は、実際のものとはまったく違います。
FlightGearのダウンロードサイトからもって来ました。































江ノ島へ渡る橋に来ました。








橋を渡って左に行くと、ヨットハーバーが有ります。

実際には、こんなに灯台は見えません。

頂上付近までケーブルカーも使えます。灯台は、江ノ島神社を通って、その先です。
そこまでは急な上り坂です。参道の両脇には、土産物屋が立ち並び、名物の、サザエのつぼ焼きや、イカの焼いたのなども売っていて、歩くと良い匂いがしてきます。

今ですと、携帯のストラップや、アイスクリームなどを買う若い女の子が沢山来ています。

今は、丁度夏の真っ盛り!もう大変なにぎやかさです。

勿論、食事も出来ます。アジのたたき定食が食べたくなってきました。

参道だけでなく、この左のヨットハーバーに向かう道にもちょっと外れた処に、美味しい魚料理や、鮑などを食べさせる店があります。
昔、何回か、車を飛ばして、食べに来た事があります。

そう云えば、父が、魚釣りが好きで、だいぶ年を取っているのに、一人で、電車に乗って、此処まで釣りに出かけたと聞いて、驚きました。
また運悪く台風が近づいて大変な嵐になってきました。

もう、私は、無事を祈りながら、東京から、車を飛ばして、探しに来た覚えがあります。
夜になり、暗くなったのに、まだ、このヨットハーバーの先の、岩場に一人で居ました。
波は大きくかぶってきます。
もう波にさらわれるのではないかと心配しましたが、無事に見つけることが出来ました。
今思うと、良くこの暗くなった広い海岸を、探し当てたと思っています。








灯台の近くまで行くのだ。







この道は、本来ですと、車では登れません。
急坂ということも有りますが、参道は、車の通行禁止です。

でも、この車は、ジェットエンジン車です。
もしかしたら、空を飛べるかも?そんなことはありません!翼が無いんですから。

つまらないジョークはこの辺にして、エンジン全開で登ります。

実は、前にテストして、エンジンの力が足りなくて、バックしてしまいそのまま又、海に落ちました。
はい!反省してます。

今回は、エンジンの出力を、倍にして登ります。(あぁぁ、ずるいんだ!)





















おっと!又海に落ちる!






エンジン全開で、登ったのは良いのですが、目の前は、海です!。

ブレーキ!
ブレーキ!





























何とかクリアした。ふぅ!







急ブレーキをかけ、右にハンドルを切って、何とかクリアしました。
ふぅ!危なかった。





























まだ油断は出来ない。







まだまだ油断は出来ません。こんな所に居るんですから。

横風でも吹いたらと思うと。ブルブル怖い!

あぁ登らなきゃ良かったと、思っても後の祭り。

もう前に進むしかありません。

マニュアル車の、上り坂発進の繰り返しです。

ブレーキを放した瞬間車は、後ずさりします。

すぐに、エンジン全開にしなければ、ズルズル。

かといって、そのまま突っ走ると、前の画像のように、すぐに下り坂です。

ウッカリするとそのまま海へハイジャンプです。

















やっと窮地を脱出。






やっと、窮地を脱出!
しかし今度は、急な下り坂です。

何もしなくても、車はどんどん前に進んでゆきます。

また、ブレーキ!
ブレーキ!。

もう周りの景色は、見ている暇はありません。

























一難去ってまた一難







ほっとする間もなく、今度は、急坂の上に、急カーブです。

ブレーキを掛けながら、ハンドルを慎重に切ります。

この車は、滑走路のような平らな所でも、急ハンドルを切りますと、ひっくり返ります。

こんな時は、ともかくも焦らず、慎重に。

しかし、目の前が海ですと、こんなに興奮するんですね。
























やっと、元の道に出ました。







やっと、元の道に出ました。

でも最初、此処で、写真をとろうと、目を放した隙に、左に道を外れてしまい、そのままズルズル海へ横倒しになりました。

緊張緊張!

見た目より、ここでもかなりな急坂です。

























やっと橋まで戻ってきました。






ふぅ!やっと橋まで戻ってきました。

対岸に植えられた、やしの木が、南国ムードをかもし出しています。

何かハワイアンでも聞こえてきそうですね。


今回は、此処までです。

自前の空港が作成できるのが分かりました。















では、また!お会いしましょう。
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