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東京五輪2020腐敗の闇 パリ五輪2024 FIFAW杯 暗雲札幌冬季五輪 習近平の北京冬季五輪 国際放送センター(IBC) メディア 評論 食の都庄内
パリ夏季五輪2024を覆う4つの暗雲
 1924年のパリ五輪大会から100周年を記念して開催されるParis2024、観光都市パリを世界にアピールする華麗な大会にする計画だ。しかし、それを阻む4つの暗雲に覆われ始めた。「世界的なインフレで開催費急増 スリム化に苦闘」、「難航、スポンサー集め」、「テロの悪夢」、「“ロシア排除” 混乱は必死」の4つのポイントを明らかにする。Paris2024の目玉はセーヌ川で開催する開会式 出典 Paris2024
⏩ パリ五輪2024を覆う4つの暗雲
「食の都庄内」 隠された秘密
 晩秋の月山 筆者撮影
 庄内浜、出羽三山、庄内平野、豊かな自然に育まれた庄内は、「食の都」。四季折々の海に幸、山の幸、肥沃な田畑の幸、都会では味わえない故郷の「食」が味わえる。その秘密を解き明かす。
庄内に春の到来を告げる「サクラマス漁」解禁  画像出典 おいしい山形
 サクラマス漁が3月1日に解禁される。庄内浜では酒田港と加茂港が漁港として指定されている、
 山形県の魚・サクラマスは、桜が咲くころに遡上が始まることから、「春を告げる魚」としても知られている。
 「春祭りに日には値段が高くても必ず食べる」のが庄内人。上品な脂が特徴で、とくに春に遡上してくる「川マス」が絶品とされ春祭りのご馳走として親しまれてきた。産卵前になると桜色になるので「サクラマス」と名前が付けられた。
春の定番 マス焼き 孟宗汁と味わうと最高 出典 庄内観光サイト
孟宗汁と筍御飯 孟宗汁は厚揚げとしいたけを入れて酒粕、味噌仕立てでじっくり煮込む 出典 やまがた観光ナビ
月山筍 春先の名物 竹の子汁にすると美味  出典 食の庄内
 
庄内浜ののどぐろ 出典 庄内ざっこ
いまや庄内を代表する名産物になっただだちゃ豆
だだちゃ豆  出典 庄内ざっこ
だだちゃ豆 秘話
食の庄内 Media-closeup Report 深層情報
旧庄内藩士が月山山麓に開拓した「松ヶ岡開墾場」はワイナリーに変貌
松ヶ岡開墾場の近くにオープンした庄内ワインレストラン 出典 PINO COLLINA
 150年前の明治維新の廃藩置県後、庄内藩士3000人は刀や槍を鋤や鍬に持ち替えて拓いた「松ヶ岡開墾場」、現在は国指定史跡として指定を受け、瓦葺上州島村式三階建の蚕室が五棟現存し、一棟が修復されて松ケ岡開墾記念館となっている。
この松ヶ岡には、今、ぶどう畑が広がっている。6か所の畑に約1万本のぶどうが栽培され、庄内松ヶ岡産「日本ワイン」が醸造されている。
2017年に始めてワイン用のぶどうを植えて2020年からブドウを収穫、庄内松ヶ岡産ワインの醸造を開始 今では6か所の畑に8品種、約10000本を栽培 
ワインレストランでは、ランチ、ディナー、カフェタイムを用意。ショップも併設。ワイン畑見学やワインの試飲ができるワイナリーツアー(有料 要予約)も可能。
元旦に襲った能登半島地震 想定外の被害に
押し寄せる津波 珠洲市 出典 TenkiJP
住宅倒壊 輪島市 出典 X投稿画像
 2024年(令和6年)元旦1月1日 の16 時 10 分頃、石川県能登地方の深さ約 16km でマグニチュード(M)7.6(暫定値)の地震が発生した。能登半島全域に甚大な被害をもたらし、死者242人(震災関連死15人を含む)、負傷者は1184人、住宅の損害6万9910棟(2月16日)、最大3万4000人以上が避難所に避難した。
気象庁は、名称を「令和6年能登半島地震」と定めた。
この地震により石川県志賀町(しかまち)で最大震度7を観測したほか、輪島市、珠洲市、七尾市、穴水町で震度6強の揺れを観測、能登半島の大半の地域が震度6弱以上の揺れに見舞われた。
その後、気象庁が、石川県が管理している輪島市門前町走出に設置されている震度観測点のデータを詳しく分析したところ、震度7を観測していたこと判明した。
 震源の震央は珠洲市高尾町と見られ、能登半島の北西側から南西に延び、佐渡島付近の日本海まで、約150kmの活断層が動いたとしている。
 この発震断層は北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。
京大防災研究所は珠洲市を襲った地震波を詳細に分析したところ、2つの断層が10秒余りの時間差でずれ動き、強い揺れが1分以上継続したことが被害を大きくした。
能登半島では2020年12月ごろから地震活動が活発化し、今回の大地震は一連の地震活動の一つと考えられる。
⏩ 6000年の間で最大規模の地盤隆起 4メートル
東京五輪贈収賄 汚職まみれのスポーツの祭典
 東京五輪2020は、スポンサー選定を巡る贈収賄事件に引き続き、組織委員会や電通などが関与した大規模な談合事件が摘発され、「泥沼」に陥った。とても五輪開催のレガシーを語る状況はまったく雲散霧消してしまった。「3兆円」を超える膨大な金を投じたオリンピック、国、東京都、組織委員会、そして電通の責任は大きい東京五輪2020開催を牽引した森喜朗元組織委員会会長 開催直前に女性別紙発言で辞任 筆者撮影高橋治之元組織委員会理事 贈収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕 出典 ER-factory
東京五輪贈収賄 汚職まみれの東京五輪Ⅰ
東京五輪贈収賄 汚職まみれの東京五輪Ⅱ
⏩東京五輪招致 贈収賄疑惑 票集めで賄賂か 仏司法当局 竹田JOC会長捜査開始 元世界陸連会長ラミン・ディアックが関与か シンガポールのコンサルタント企業、ブラック・タイディングズ社に約2億3千万円の支払い 
東京五輪談合事件 泥沼に陥った腐敗構造の「闇」
 2023年2月8日、東京五輪・パラリンピックの運営をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は、大会組織委員会の大会運営局の元次長・森泰夫容疑者、広告最大手「電通」のスポーツ局長補だった逸見晃治容疑者ら計4人を独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕した。
東京五輪を巡る贈収賄事件、談合事件で、スポーツ界に取り巻く、根深い腐敗の構造が明るみ出された。
 とても、東京五輪のレガシーを語る余地はまったくない。国や東京都は膨大な額の税金を投入しで、TOKYO2020の開催経費は、「3兆円」を優に上回る。「3兆円のレガシー」をどうしてくれるのか。関係者の責任は大きい。
Tokyo2020の陸上競技テスト大会 スポーツイベント運営会社「セレスポ」が「談合」受注 筆者撮影
東京五輪談合 腐敗の連鎖